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Fujimi Life

ふじみキリスト教会と南カナンハウスでの日々の出来事を綴っていきます。

宅老所 井戸端げんきに行ってきました。

夏休みも、もう終わり!

そんな楽しくも切ない八月の終わり、千葉県木更津市にある宅老所「井戸端げんき」に見学にいきました。

ある映画を通して知ったこの宅老所は、映画の中では誰が利用者で、誰がスタッフかわからない、とても家庭的で、自由な雰囲気の、明らかに普通の施設とは違う印象でした。

 

ぜひ、一度見学に行きたいとお願いをしたところ、快くokをくださいました。

生まれて初めての海底トンネル(うみほたる!)を通って、いざ木更津へ!

探して探して、やっと着いてまず、猫ちゃんがお出迎えしてくれました。

そのあとに、金髪と笑顔がまぶしい伊藤さんという職員の方が出迎えてくださいました。

 

民家をそのまま利用しているという屋内は、なんともよい雰囲気がありました。

年季の入った畳に、歴史を感じます。

そして、伊藤さんはどうぞどうぞと部屋の真ん中のテーブルに案内してくださいました。

おじいさんがソファに座ってテレビを見ています。

むこうではおじさんたちが筋トレをしていて、こちらでは縫物をするひとたちも。

となりでは、畳の上でおばあさんがお昼寝しています。歌っているのか、話しているのか、声が絶えず聞こえてきます。

そのおばあさんの横をみんな通っていきます。

犬も猫も通り抜けていきます。

 

ここには高齢の方だけでなく、色んな人が出入りしているようです。

障害がある人、外国の人、ボランティアの人、こどもたち、、、。

宅老所を開いていると、不思議といろんな人が集まってくるのだそうです。

ここには一日のプログラムは特になく、それぞれが思い思いの時間を過ごします。

 

見た目にも、流れている雰囲気にも、今まで見てきたいわゆる「施設」との違いに私は思わず「すごい、すごい」とばかり言っていましたが、伊藤さんはあんまりすごいと言わない方がいいですよ、これって普通のことですよ。と言われました。目からうろこです。そういわれれば、そうかもしれません。

 

そして、職員の伊藤さんにいろんな話を聞かせていただきました。

「ここのじいちゃんばあちゃんも、本当はこんなところ来たくないんだ。家にいたい筈。だから少しでも家に近づけたくてこの形になっていった」と、いどばたの皆さんの目線の優しさを知りました。

 

人が大切にされるって、どういうことか。なんだか考えさえられました。

これからの時代、こんな風に人を大切にし合う、こんな風に誰でも一緒にいれる場所が、どれだけ必要となることでしょう。

 

帰り際には、フィリピン人のお兄さんが、

「今日はありがとうございました。また、遊びにこい。」

と満面の笑みで見送ってくださいました。

 

心が温まる、なんだかうれしい一日でした。井戸端げんきのみなさんに感謝です。

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そして帰りは、せっかく来たので観光も、と

ノコギリ山の絶景を満喫してきました。

見よ!この絶壁!

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このあと、のぞみ君はこの絶壁から命の次に大事な毛布を落とし、

数日後、親切な地元の人の手により奇跡的に毛布は家に帰還を果たしました。

よかったね。

 

映画「ただいま、それぞれの居場所」、「季節めぐり、それぞれの居場所」もぜひ。

ほんとうによい映画です。

映画『ただいま それぞれの居場所』予告編

 

映画『季節、めぐり それぞれの居場所』予告編